BenQの27型 WQHD デザイナーディスプレイ「PD2700Q」の体験モニター(BenQ アンバサダー)に当選し届きました。約一ヶ月使用のモニターです。現在、使ってるのがもう古いグリーンハウスのモニターで解像度(1680×1050)も低いしでブログやHPなど編集するとき、複数のウィンドウ開いて編集などする時がキツイので試したく応募しました。
メーカーサイト:27型 WQHDデザイナーディスプレイ PD2700Q
届いたダンボールはそれなりの大きさだけど重さは思ったほど重くなく軽く、組み立ても台座を組み込むだけなので簡単と言いたいところだが、この台座の組み込みに時間がかかった。説明書には絵で表現されてるけど実際のはどこ辺りで入れて回せばいいのか分かりやすい目印が・・と思ったけどPDFファイルの説明書見てたら、解説されていて目印あってそこに合わせて組み合わせれば良かった。ただ、工具が要らない仕組みは良いと思う。
モニターの角度は垂直から傾きを変えれ、押さえて傾き調整するだけと簡単だしグラグラする感じもなし。高さ調整も上から押してという感じで簡単。一番低くすれば今まで使ってたモニターが入ってた高さよりちょい高いだけの感じになり良かったです。この調整の仕組みも工具も使わず簡単なので良いと思いました。
入出力端子は裏側に揃って配置されており、HDMI,DisplayPort,miniDisplayPort,イヤホンジャック,USB 2.0(アップ×1、ダウン×2)。イヤホンジャックとUSBはもっと使いやすい位置に欲しいかな。あと青の何か引っ掛けるのがあるけど、何だろう?と思ったらヘッドフォンかけ用だった。
早速モニターを設置し楽しもうと思いHDMIで接続するも起動途中で認識されなくなり表示されず・・PC環境か故障かと思ったら、これはHDMIの接続が最後まで刺さってなかったのが原因でした。起動途中まで表示されるので気づくのに時間がかかった。
しかし、ここでまた解像度が最大で1920×1080しか選べず・・。ここで色々接続端子や規格などで表示できる解像度を検索し調べるも、どうもIntelH67チップセットとCorei3 2100(HD2000)のマザーボードからの出力だと表示できないのかな。
ここで使わなくなったグラフィックカードを引っ張りだし調べていくと、DVIでもデュアルリンクに対応したケーブルも必要らしいけど、今回モニターに付属してるケーブルにDVIケーブルだけ付属してないと思ったら接続端子すらなかった・・。
そういや、このモニターに応募するときPCスペックとか書いてないよなと思い、そういうの確認してからの方が良いのかもと思った。まぁ無知で知らずに応募した自分が悪いのだが・・。
ひとまず手持ちのASUSのEAH4650を挿して使ってやろうとするも、今度はモニターに付属されてたHDMIケーブルのコネクタがグラフィックカードのブラケット部分にちょい当たって使えず。持ってるHDMIケーブルに交換し接続するも1920×1080しか選べず・・。
ここで色々調べた結果からアマゾンでDVI(デュアルリンク)→HDMIのを見つけ、何件か2K解像度が表示できたというのもあったので購入。
これでいけるかと思うも、解像度の設定項目は出るも文字などがにじんでたり解像度もうまくいってない感じでダメっぽい。この辺り色々パーツ環境にもよると思うけど、HDMIの規格が元々テレビ用に作られてるのでFHDや4Kじゃないとうまく機能しない感じか? DVIとHDMI変換だったのもダメだったのかも。素直にDP端子でつなぐのがベストかなと。
ということで、しっかりしたモニターレビューは出来なかったので別の部分だけの評価だけになります。個人的にはこの手のモニターを購入するにはDP出力付きのグラフィックカードを購入するのがベストと分かったので良いけど。調べたところ最近のマザーボードのチップセットとインテルCPUなら対応してたりするようだ。
HDMIでも入出力とケーブルが対応してたらいけるようだけど、結局は最近のに買い換えないとになるかな。HDMI接続では古いグラフィックカードに対応解像度あっても表示できない可能性が高いので注意ですね。今回使ったグラフィックカードでは2560×1600対応だったけどHDMI接続ではダメだったし。
検証は出来てないけど調べた限り・・HDMIはVer1.4以降(今はすでにVer2.1)対応のビデオカードやHDMIケーブルかな。インテルのCPU内蔵グラフィックチップのだとHD4000から対応できるようだ。
ただ、確実に表示するにはDP接続がベストですね。ビデオカードを買おうと思うもミドルクラス辺りから付いてるのが多く、予算やスペック的にオーバーなので見送りました。中古でも探すけど、今度はスペック的に低いか今更のしかなくて止めた。
さて、話がちょいとそれたので戻します。モニターのスイッチはと探るも右側に電源ボタンのアイコンがあるのでボタンらしきものが・・と思ったら裏側にボタンがありました。LEDもサイド側にあり目障りにならないところに。
電源や調整用ボタンが裏側にありちょっと押しづらいかなと思うも、調整ボタンを押すとモニターに機能表示が出て、どのボタンを押すとどれになるか表示してくれるインタフェース。これはなかなか考えられてるなと思う。
一番大事な画質だけど、これはIPSを使ってるだけに広視野角で見る角度による色の変化が少なく見やすい。デザイナーディスプレイと言われるだけにその他の機能も充実。ちなみに自分は普段座って作業し寝転びながら動画見たりもするけど、見辛くなるということがなく最高でした。
全体的にユーザーが使いやすいように機能が作られており関心した。画質などの機能もデザイナー向けとして考えられた作りをして差別化も出来てると思う。
今回は最高の解像度を試せなかったし、自分はブログやHP編集とか趣味程度で使ってるので細かい部分まではレビューできませんでしたが、トータルとして満足できるモニターではないかと思います。その上の4Kの解像度もあるけど、そうなるともうワンサイズ大きなモニターにしないと細かそうだし設置場所も広くなるかなと思った。
今回はフルHDだけでの使用になったけど、やっぱり作業するには広さが足りないと確認できた。最近のモニター製品はTVの解像度と同じのが多く、PCで作業する場合のよい解像度とずれてる気がするので、こういう製品があるのは良い事かなと。
欲しい買いたいと思うけど、ちょっと価格がするので一般ユーザーが使う機能や性能だけに絞った製品があれば、今度モニターを買うときの候補にしたいと思えるモニターでした。