もう数十年前だけど、色々ピックを探していて辿り着いたのがピックボーイのPICKBOY GP33R 1mm。ただ月日が経って楽器店では売ってることが無くなり、泣く泣く違うピックとかを使ったり一時ギターを弾かない時期もあったのですが、ネットで調べると未だに根強い人気があるらしく買えるのが嬉しい。
何故このピックが良いのかというのは、まず当時色々ピック買っても最初の弾き心地や音色は良いのだが、数日経つと削れて行って音色も変わるし弾き心地も悪くなるし。当時でもピック1個100円ぐらいだったけど、持つ期間が短すぎてコストもかかるしで色々試してこのピックに。
ただ、最初は弾きづらい感触もあってうまく使いこなせてなかったのだが、他のピックに浮気してもやっぱりこれが何かしっくり来る感じに。
このピックを使うと1音1音しっかり弾かないとうまく鳴ってくれないというか。跳ね返りが少ないというのもあってかな。逆に使い続けることによってピッキングがうまくなっていくような感触も。
柔らかいピックと違って弾いた後に跳ね返る感じがないので的確に弾いて行かないといけない。あとしっかり手首を使って弾かないと弦に負けるので、しっかり弾くような癖がついてくる。
弾く強さによっては音の大きさも変わる感触で、粒を揃えて弾くというのも難しい。
ひとつ柔らかいピックに劣るというか、出せない音がある。それはコードを弾いたときの柔らかな音かな。優しく弾くという感じの柔らかい音は難しい。手首を柔らかくしてもピックが硬いので、そういう音が出せないぐらいか。
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