ハードオフで買ったジャンクで売っていたNECのPCのケースです。元の製品名がわからないのですが、そのケースを自作用PCに使ってます。メーカー製のPCは独自規格のが多いけど、このケースは自作PC用のマザーボード規格のMicro ATXタイプに対応してます。マザーボード固定のネジ位置も基本ほぼ対応できると思います。
このケースは剛性が高くお気に入りのケースです。よくある安いケースよりはしっかりしており上に乗っても大丈夫なぐらい。ただ、背面ファンを付けるところがないので発熱の高いパーツは控えたほうがよいかと。あとドライブを増設する拡張性が少ないなど欠点はあります。それでも5インチ×2と3.5インチ×2(元のフロッピードライブ含む)ありますので、コンパクトなPCをMicro ATXで作るにはちょうど良いかと。
年代によりNECのケースは全体のデザインは変わらないけど、内部の作りが少々変更になってたりするので買う場合は中を見てからにした方が良いと思います。少し違うのが電源を設置する部分の作りが違ったりしました。
このケースの良いところは一般的サイズのATX電源が使えることです。あまり長いのはちょうどCDドライブとの幅が狭くなり配線しずらくなりますが、最近のCD/DVDドライブは短いタイプが多いので大丈夫かと。
元に付いていた電源では最近のマザーボードにすると電源の容量が足りなかったり、4ピンの補助電源や24ピンの電源コネクタが必要だったりして使えない。あとシリアルATAの電源コネクタも必要だし。
あと欠点があるとすればリセットスイッチがないこと。ただ、これも電源長押しなどで対応すれば困ることもそうないかと。
このケースの電源を交換する場合の注意点としては、このケースは電源部分の底の部分に枠があって、最近の電源によくある大型のファン部分に枠があたる可能性があります。その為、背面のみファンが付いてる電源がベストかと。
ただ、そういうタイプの電源が無かったのですがピッタシな電源「AP-420CKM」がありました。