インテルのライバルといえばAMDだが、本当のライバルはGPUだったのではと感じる。その訳は・・
ミドルレンジGPU「GeForce RTX 2060」の発売が始まったが、価格は42,800~52,800円ぐらいとのこと。
GeForce RTX 2060がデビュー、価格は42,800円から
CPUのミドルレンジというとCore i5シリーズになると思うが、3万円前後ぐらいか。Core i7シリーズが4~5万ぐらいで、今は上位のCore i9シリーズもあるがソケットLGA1151のなら6.5~7万台。Core i3で1.5万~2万ぐらいで、その下にペンティアムやセレロンまである。
GeForce RTX 2070が7万前後で最上位のGeForce RTX 2080が10万前後。一番下にGeForce GT 1030があるが1万~1.3万ぐらいか。ただ、ここ数年はローエンドのGPUはリネーム程度のバージョンアップが多かった。
サーバーやワークステーション向けは省くが、今の一般的なパソコンで価格的に上位にくるのはCPUよりグラフィックカードになってる状態だ。まぁビジネスソフトやネットを見たり動画を見たりする程度の場合はCPUに内蔵されてるGPUで足りたりするが・・。
ただ、今現在e スポーツなどパソコンでのゲーム市場の広がりは無視できないほどに。それとCPUはワンランク落としてもGPUは上位のにという感じだし。昔だったらCPUは上位のでという感じだったと思う。
一般的なユーザーやビジネス向けのWindows10のパソコンならCPU内蔵のGPUで足りる。でも、GPUの場合はゲーム市場の広がりと要求される性能やモニターの解像度の上がりなどから最上位のを選ばなければという感じだ。
GPUこそムーアの法則に代わる性能向上手段~NVIDIAのフアンCEOが語る
インテルの価格設定や性能アップはライバルのAMDを意識してやっていたと思うが、本当はGPUメーカーを意識して戦略していくべきだったのではと思うのだが、どうだろうか。
AMDはCPUのRyzenでインテルに追いついたが、GPU側も持ってる。ということで、今後のインテルの戦略がどうなるか気になるところでもあるかな。