「ハンダ付けなしで誰でもできる! USB DACキットではじめる高音質PCオーディオ」レビューNo.4

投稿者: | 2012年4月2日

ハンダ付けなしで誰でもできる! USB DACキットではじめる高音質PCオーディオ

カップリングコンデンサの付属220uFはライン出力にちょうどよい容量ということで、ここのコンデンサを色々交換してみた。ひとまずマザーボード用に購入してたコンデンサが数種類あったので比較としてチェックして見ました。これで自分が持ってるヘッドホンでどの容量あたりが適してのか知れるかなと。容量決まったらオーディオ用のとかにアップグレードする作戦。

USB DACキット「DVK-UDA01」と各コンデンサ

USB DACキット「DVK-UDA01」と各コンデンサ

■使用コンデンサ
220uFは付属のもの
330uFはパナソニックのと思う(ゴールドの文字でM)
470uFはFineGold/16V
その他はSANYOのWG

■ヘッドホン(パイオニア SE-MJ3)

Pioneer-SM-MJ3

Pioneer-SM-MJ3

220uF:低音がちょっと欲しいなーという感じ。暖かい音が足りないけど音はクリアー。

330uF:低域がほどよく追加されてよくなって来たが男性ヴォーカルの厚みが足りないかな。モニター的には良い感じ。

470uF:適度に低音が出て明るい音色でクリアーでこれでも良いかなと思う。

1000uF:低音は増えた感じだけど高音の細かさが少し後退するかな。でも音楽聴いてる感じがよく出る。

1500uF:1000uFとほぼ近いけど中低音が出てきた感じ。ただソースによっては低音が出すぎって感じのもある。たぶんベース音辺りが出てくるからかな。ヴォーカルものは好き。音楽的に聞くには一番良い感じかな。

2200uF:少しふっくらした感じが出てきて音色は悪くないがヴォーカルもので少し物足りないような。JAZZとかは良い感じ。

3300uF:低音とか出てきて良いかなと思うけど、ヴォーカル系で少し細かさがないかな。たぶん低い音が出だしたからの気がする。

■ここで別のヘッドホンも。前にあまり低音が出なくていまいちで使ってなかったオーディオテクニカのSQ5。

audio-technica-SQ5

audio-technica-SQ5

220uF:あー低音出ないな、やはりという感じ。

330uF:やっと聴ける感じだけどまだ足りないなっという感じ。

470uF:まだ低音が足りない感じで駆動しきってない感じ。押し出し感がないかな。

1000uF:あらまこのヘッドホンも悪くないなという感じの音が出だした。

1500uF:これがあまり1000uFより良くなったかというとわからないレベルに。でもバランスは悪くない。

2200uF:容量増えたからといって厚みがそれほど出てない感じ。ピアノが軽い音。ヴォーカル系はいい感じ。音楽的に聴くには物足りないかな。

3300uF:やっとヘッドホンの中で音楽が鳴ってるなーと音楽的に聴けるのがこれでした。ピアノ音がやっとピアノの音に聞こえ出した。ヴォーカルものもやっと力強く歌ってる感とかが伝わってくる。温かみとかが弱いけどこれはオーディオ用のコンデンサに変更すれば良くなるかも。

■両ヘンドホンを試して・・

両ヘッドホンをまだ短時間での各コンデンサのチェックですが、ヘッドホンによってだいぶ違うなーというのが1番の感想。中低音が欲しいという人は容量大きいコンデンサに、モニター的に聴きたいなら容量は小さいほうが良いかなと思いました。

ヘッドホンで聞く方は容量別に数種類試したほうがいいですね。ヘッドホンによってベストな容量はかなり変わるんだなと実感。取替え可能というのは、お気に入りのヘッドホンにちょうどよいのを見つける楽しみもありますね。私はPioneer-SM-MJ3だと1500uFがベストでaudio-technica-SQ5だと3300uFがベストでした。

ライン出力なら220uFの良質なのがベストかなと思います。オーディオアンプにつなげば良い音すると思います。色々新しいコンデンサが届いたのでこれはまた別に追加したいと思います。

ちなみに現在、抵抗はジャンパーピンで抵抗なしにし視聴を続けてます。一番余計なものがない状態で音にはいいはずなので。

それと電源用のコンデンサは1500uF×2にしました。途中でカップリングコンデンサがこんなに大容量なのにちょっと物足りない気もしたので。今のところはぜんぜんOKです。

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