最近は安価なUSBメモリーですが、前に必要なときコンパクトなUSBメモリーを外で持ち歩く用に買って使ってましたが、心配だったのは万が一紛失したときのこと。今では持ち歩くことは少なくなったのだが、やっぱりセキュリティなどは無いよりはやってた方が何かと安心。そこで色々調べたら無料のモノから低価格なものまで色々。
そこで一番手軽で無料なのが何とWindows 7に付いてるBitLocker。ただ、Windows 7のUltimateとEnterpriseのみというのが残念。幸いWindows 7のUltimateを持っているのでそれで試しました。ちなみにVistaから付いてる機能らしい(Ultimate、Enterprise)。
ひとまず、USBフラッシュメモリーを挿してUSBメモリのアイコンを右クリックすれば「BitLockerを有効にする・・」が出るので選択。そして進んで行けば暗号化完了。すでにデータが入っていても消えることなく、そのまま出きました。念のためバックアップを取りやったけど。
完了するまでの時間はそこそこかかります。USB2.0の16GBのUSBメモリーですが、数十分はかかったかな。正確に計ってないので曖昧だけど・・。起動ドライブや内蔵や外付けHDDにも対応してますが、容量が大きくなるので時間がかかると思います。
それと最後にBitLocker 回復キーというのを印刷かファイル保存になります。この回復キーは、BitLockerで保護されているドライブのデータの回復に使用するとのこと。印刷して管理するのがベストかと思います。
完了したら一度USBメモリを外し、再度PCのUSB端子に挿すと下記の画面が出てパスワード入力しないと開けないようになります。
無料で手軽に利用できるので試してみる価値は十分ありでした。起動ドライブや通常のHDDにも対応してるのでモバイルノートPCなどにかけておくのも良いかも知れませんね。万が一PCを盗難や置忘れなどしたときのために。
Windows 8ではもっと使いやすくなってるようです。
今のところはUSBフラッシュメモリー用で使って見ましたが、内蔵のHDDもこれでやってみようかなと思います。万が一ネットワークからの侵入があってもドライブが暗号化されていれば、そこも突破しないと見れないということですし。
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