PAM8403 5V 3W×2ch | オーディオ アンプ

投稿者: | 2017年10月30日

テレビ用に使ってるBUFFALOのアンプ内蔵スピーカーの接触が可笑しくなったのと、常に電源入れっぱなしのことが多いので、今回小型のデジタルアップ(ボリューム付き)が安価だし、レビューや調べた結果、TV音声再生なら悪くない感じしたので頼んで見た。

毎度中国からの発送で到着まで2週間ちょいかな。今回頼んでところはチャイナポストの追跡番号あったけど、途中で止まったままの到着でした。ショップ側の問題じゃないけど、チャイナポストはどうもいい加減なところの感じ。

PAM8403 5V電力 オーディオ アンプ

PAM8403 5V電力 オーディオ アンプ

EasyWordMall PAM8403 5V 電力 オーディオ アンプ ボード サポート USB 電源 2 チャンネル 3W [並行輸入品]

1個ずつ封されてプチプチに包まれて破損防止にも気を使った梱包で良かったです。ボリュームのナットも付属してました。チップ抵抗とコンデンサ合わせて6個と固体コンデンサ1個とICのみという。これでアンプになるとは凄い時代になりましたね。

データシート見ると3~5V辺りで動かすのがいい感じか。秋月電子通商でPDFファイルあるので参考に。
取扱説明書
PAM8403 PDFデータシート

最初は小さなケースに収めて作る予定で、スピーカーの改造手直し終わったら内蔵しようかなと。

配線材はPC用のCDドライブの内部配線ケーブルを活用。昔はアナログ配線だったけど、今では使うこともないし。

CDドライブ配線ケーブル

CDドライブ配線ケーブル

ピンなどはコンデンサの足をカットして使おうかと思ったけど、色々パーツ漁ってたら出て来たピンを使いました。

ピン

ピン

アンプにピン装着。ピンが2列のだったのでカットが難しくピンだけポロしたので、そのまま使うとこも。

アンプにピン装着

アンプにピン装着

スピーカー端子や入力端子やAC電源入力端子と手持ちにあったのを活用しました。ACアダプターはコネクタ端子と合うサイズのでちょうどAC5V 2Aのがあったのでそれを利用。

コネクタ各種

コネクタ各種

配線完了後。細いリード線で短いということとハンダがうまく付いてなくて外れたりと失敗多々だったけど、やっと音が出るとこまで完成。

PAM8403アンプ・コネクタ仮配線

PAM8403アンプ・コネクタ仮配線

■噂のポップ音は?

まず色々レビューでポップ音が大きいというのが多かったので恐る恐るボリュームを回し電源オン。でも、気にするほどのポップ音ではない感じ。今まで何個も自作アンプ作ってきたけど、これぐらいは普通のレベルかな。ひどい場合は手を加えようと思ったけど、このレベルなのとコンパクト過ぎて手を加える方が失敗しそうなので、そのまま使うことにします。

個体差もあるので、まずは壊れても良いスピーカーでチェックしましょう。

■音質

これはまず元のアンプ内蔵の小型スピーカーとの比較にもなるけど、中低音に厚みのあった音が低音が少なく中高音スッキリのサウンドになったかな。ニュースなどの音声は聞きやすい感じで良い。映画類は低音が少ないけど台詞などは聞きやすく細かい音も聞こえる感じになった。音楽のライブ物はボリュームを少し上げないとボーカルの音圧が少ない感じに。音楽CDは中高音スッキリで高音の伸びは良い感じだけど、やはり低音の厚みが欲しくなる。あとは色気とか欲しいのでコンデンサ類交換したくなる。

■改造するなら・・

基盤もICもコンパクトなので手を加えるのは結構難しい分類になるのと、そのままでも気になるノイズないしポップ音対策もしなくて良いかなと。

手を加えるなら基盤側じゃなく、AC電源の入力端子とスピーカー出力の端子に音響用のコンデンサを加えるぐらいで良いのかなと思ったけど、仕様からカップリングコンデンサは要らないのか・・。仮でスピーカー端子にコンデンサ付けてみたけど音がでなかった。ヘッドホンもマイナス端子を左右共通にできないので無理です。

もう一台も動作チェックして大丈夫なの確認した。それとこのPAM8403のアンプ類やデータシート見ながら調べていくと、入力のところのコンデンサC1とC5でフィルターカット(0.47uF)してるのとその後の抵抗103(10KΩ)で調整されてるようだ。若干高音よりで低音不足のところがあるのでコンデンサ容量をちょい足しで調整しようかなと。後は電源のコンデンサに低インピーダンスのコンデンサをちょい追加かな。

■コンデンサ追加してみた

タンタルコンデンサの0.47uFと1uFを2台に付けて見た。0.47uFではちょっと変わったかなという感じ。声などは素のだとちょいと硬い感じもあったけど、それよりは少し素直になった感も。1uFだと中心が少し下がった感も。どちらもはさむ感じで追加だったのでバランス的には0.47~1uF辺りにするのが良いのかな。ただ、大きく音質が良くなった感もない。もうちょっとエージングして判断しようかな。

C1C5_1uF追加

C1C5_1uF追加

あと一台に手持ちで余ってる330uFのコンデンサがあったので裏の方で追加してみた。もうちょい効果あるかなと思ったけど、これもまだエージング不足か変化が感じるほどではない。元々ノイズ少ないアンプだしな。

330uF追加

330uF追加

その後、通電してたら何かプチプチ言い出し止める。これは電源端子のハンダが取れ接触不良起こしてた。ただ、それを直してたりしてチェックしてたらモクモク。これの影響だったのか片方のスピーカーがお亡くなりに。

あとどうも電源のコンデンサ追加すると途中からプチプチ言い出し動きが安定しないことに。容量足すなら少量のでやるか同容量ので交換が良いかも。ということで、追加したりしたコンデンサ類はすべて外しノーマルに戻し使用中。

後々調べるとやはり1個はICがとんだみたいで駄目になったようだ。

■ケースに組み込み

色々漁ってたら使ってないプラスティックケースがあったので、それに組み込むことに。加工も簡単だし裸で仮組みして使用中も気になるノイズもなかったし。

まずはケースにマスキングテープをし開ける位置決め。細めのドリルで開ける。少しずつサイズアップし希望の穴サイズ手前辺りまでにし、残りは丸ヤスリなどでバリなど取りながら調整。

ケース穴位置決め

ケース穴位置決め

ケースに組み込み。左側に寄せた。右スペースには後々電池ボックスとか何か機能追加のときの為に。

ケース内部にアンプ組み込み

ケース内部にアンプ組み込み

スピーカー端子とDC入力端子。

スピーカー端子とDC入力端子

スピーカー端子とDC入力端子

入力端子は手持ちであったのを使った。

LINE入力端子

LINE入力端子

ひとまず色々コンデンサを加えたりしたけどすべて外しノーマルバージョンで組み込み。これで一応完成として使って行こうと思います。今度は基盤のみの買って色々実験しながら作って見ようかな。

自作アンプで使うパーツ類も安いですね。まぁ発送に日数かかるのと品質は劣るかも知れないけ。

■電源入力にセラミックコンデンサ追加

電源入力にセラミックコンデンサ追加

電源入力にセラミックコンデンサ追加

どうも時折プチプチという感じで安定しないこともあるので電源入力にセラミックコンデンサを追加した。色々レビューを見ると電源にシビアな感じのが多いのと、前に電解コンデンサを追加で安定しなかったのもあったけど、気休め程度にセラミックコンデンサ追加してみた。


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